豚肉

圧力鍋なし!しっとりやわらか『豚の角煮』

こんにちは。料理家の神田えり子です。
ちゃんと作れる家庭料理。
 
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作る人も負担にならない。
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圧力鍋なし!しっとりやわらか『豚の角煮』の作り方(調理時間:1時間20分)

圧力鍋がなし!
普通の鍋を使って、豚の角煮をしっとりやわらかくする方法をご紹介します。
少し時間はかかりますが、ほとんどの時間が茹でたり、煮たりするだけなので、作業は簡単です。

わが家では、たくさん作ってもあっという間になくなる人気メニューです。

(調理時間は粗熱を取る時間は除く)

『豚の角煮』の材料:2〜4人分

豚バラ肉(ブロック)…500〜1000g
ゆで卵…4個
サラダ油…大さじ1/2
酒…大さじ4
しょうが(薄切り)…1片分
だし汁(または水)…600ml
酒…200ml
砂糖…大さじ3
しょうゆ・みりん…各大さじ2

※400〜500gの豚バラ肉1本でも同様にできます。
肉以外の分量、作り方は同じです。

『豚の角煮』のレシピ/作り方

1、下準備

豚バラ肉(ブロック)は使う30分前には室温に戻しておく。
鍋に熱湯を800mlほど沸かしておく。

豚バラ肉は約500gのものを2本を使用しました。
800g以上のものは半分に切って使ってください。
湯は豚バラ肉が入る大きさの鍋に用意してください。

2、豚バラ肉を焼く

フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚バラ肉を入れて、転がしながら全体に焼き色を付ける。

しっかり焼き色を付けて香ばしく、そして中をジューシーに仕上げます。

3、茹でる

熱湯を沸かした鍋に焼いた豚肉を入れ、酒(大さじ4)を加える。
蓋を少しずらして隙間をあけてかけ、弱めの中火で15分ほど茹でる。
火を止めて、蓋を完全にして粗熱が取れるまでおく。

鍋の蓋を少しあけるのは、匂いがこもらないようにするためです。

できれば、粗熱が取れたあと、茹で汁に浸けたまま冷蔵庫で一晩寝かしてください。
よりしっとりとした仕上がりになります。

4、肉を切る

豚肉を取り出して食べやすい大きさよりも少し大きめに切る(500gのブロックで5〜6等分くらい)。

このあと煮ると縮むので少し大きめに切ってください。

茹で汁はつかいません。塩こしょうで調味してスープにしても。

下茹でした後に冷蔵庫で寝かすと、脂が固まって茹で汁に浮きます。
脂はスプーンで取り除き、豚肉だけを使用してください。

5、煮る

鍋を洗って(3)の豚肉を入れ、しょうが(薄切り)、だし汁(または水)、酒(200ml)を加える。
落し蓋をし、更に鍋の蓋を少し隙間をあけてかけ、弱めの中火で15分ほど煮る。

落し蓋で全体に味を行き渡らせ、鍋の蓋をして水分があまり蒸発しないようにします。ここでも、少しあけるのは匂いがこもらないようにするためです。

6、味付けする

砂糖を加えて20分煮たら、しょうゆ・みりんを加えて更に30分ほど煮る。

ここでも落し蓋+鍋の蓋を少しあけてかけます。

砂糖を入れてしばらく煮てからしょうゆ・みりんを加えます。煮物は基本的にこの順で加えて味しみよくします。

7、煮絡める

落し蓋と鍋の蓋を外して強火にかけ、煮汁が半量くらいになるまで煮詰め、全体に絡める。

8、ゆで卵を入れる

ゆで卵は工程6の後に火を止め、時々転がしながらしばらく煮汁に入れ、煮卵にする。


または、工程5のあとに煮汁を少し取って保存袋に一緒に入れておく。

できあがり

保存について

・冷蔵で3〜4日。

・冷凍で1か月。煮汁も一緒に保存容器に入れると解凍したときもしっとりします。
ゆで卵は冷凍できません。

POINT

・風味よく仕上がるため、かつお昆布だしを使用しました。水でもOKです。

食のエッセイ『日々食々』書いてます

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ぼちぼちの更新になりますが、ぜひ読んでください。

エッセイ日々食々#1「マスク入れです」(東京浅草・並木藪蕎麦)

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