『豚ひき肉のなすのはさみ煮』
最近煮ものがおいしい。
今日はなすに豚ひき肉のたねを挟んだ煮物です。
ひき肉にはにんじんを入れていますが、ねぎや玉ねぎでもおいしくできますよ。
味が染みておいしい和食です。
なすの下ごしらえの仕方や、挟んだ肉だねがなすから剥がれないようにする方法も解説しますね。
ぜひお試しください。
『豚ひき肉のなすのはさみ煮』作り方のポイント
・豚ひき肉は粘りが出るまでこねる
・なすの切り込み部分に片栗粉をまぶして、肉だねとくっつきやすくする
・肉だねは軽く丸めてから挟む
・焼いてから煮てさらに崩れにくく&味しみばっちり
これだけでじゅわ〜っと味しみのいい『豚ひき肉のなすのはさみ煮』ができます。
下記の工程で詳しく説明しますね。
材料:2人分
なす…2本(1本約100gのもの)
豚ひき肉…100g
にんじん…30g
片栗粉…適量
サラダ油…大さじ1/2
A おろししょうが、しょうゆ…各小さじ1/2
A 酒…小さじ1
B だし汁(または水)…200ml
B 砂糖…小さじ1
B しょうゆ、酒、みりん…各小さじ2
にんじんはねぎ(1/3本)、玉ねぎ(1/4個)のみじん切りでもおいしくできます。
おろししょうがはチューブでもいいですが、できれば生のもの(だいたい1片分=約10g)の皮をむいてすりおろすと風味よく仕上がります。
作り方(調理時間:20分)
1、肉だねを作る
にんじんは皮をむいてみじん切りにする。
ボウルに豚ひき肉を入れて、にんじん、A【おろししょうが、しょうゆ 各小さじ1/2、酒 小さじ1】を加えて手で粘りが出るまでこねる。
粘りが出るまでこねて、なすに挟んで煮ても崩れにくくなります。
豚ひき肉→鶏ひき肉や合い挽き肉でも。
鶏ひき肉の場合はこねすぎると固くなるので、材料が混ざる程度にしてください。
2、なすの切り方(下ごしらえ)
なすはヘタの周りに包丁をあて、浅く切り込みを入れて垂れたヘタの部分を取り除き、縦半分に切る。
なすのヘタの余分な部分を落として揃えます。
(こけしの前髪みたいな形に揃えます笑)
包丁をあてたまま、なすを回すとやりやすいです。
縦半分に切り、ヘタに近い方を2cmほど残して厚みが半分になるように切り込みを入れる。
時間をおく場合は水にさらして、ペーパーなどでよく水気を拭き取ってください。
3、切り口に片栗粉をまぶす
切り込み部分の両側の切り口に片栗粉をまぶす。
これで挟んだ肉だねが煮ても剥がれにくくなります。
片栗粉が煮込んでも馴染みやすくおすすめですが、薄力粉でも代用できます。
4、肉だねを挟む
肉だねを4等分して小判型に丸め、なすの切り込み部分に入れて、隙間のないようにととのえながら挟む。
あらかじめ肉だねを小判型に丸めてからだと挟みやすいです。
横は指やスプーンの背などでととのえてください。
5、加熱調理
鍋にサラダ油を中火で熱し、肉だねを挟んだなすを皮面から入れる。
上下を返して、両面に油が回るまで焼く。
皮目から焼くことでほどよく油がなじみ、色よく仕上がります(反対に、切った部分は油を一気に吸ってしまいます)。
また、加熱することで煮ても崩れにくく、味しみもよくなります。
6、調味液を入れて煮る
鍋の余分な油をペーパーで拭き取り、B【だし汁(または水) 200ml、砂糖 小さじ1、しょうゆ、酒、みりん 各小さじ2】を入れる。
ひと煮立ちしたらアクを除き、落し蓋をして弱めの中火で7〜8分煮る。
出来上がったら火を止めてしばらく置くと、より味が染みます。
できあがり
『豚ひき肉のなすのはさみ煮』まとめ
・豚ひき肉は粘りが出るまでこねる
・なすの切り込み部分に片栗粉をまぶして、肉だねとくっつきやすくする
・肉だねは軽く丸めてから挟む
・焼いてから煮てさらに崩れにくく&味しみばっちり
・出来上がったら食べやすく2等分に切っても。
・日持ち・・・冷蔵庫で3日ほど。
Nadiaにもレシピを掲載中です
最後まで記事をご覧いただきありがとうございます♡
皆様の食卓がおいしく、安らぐ場所でありますように。