『赤飯』の作り方(調理時間:20分)
(調理時間は米の吸水時間・炊飯時間は除く)
お祝い事にかかせないお赤飯のレシピです。
もち米と小豆だけのシンプルなおいしさです。
鍋、炊飯器でのそれぞれの炊き方、小豆の煮方も解説します。
『赤飯』作り方のポイント
これだけで彩りよく、小豆の香りがおいしい赤飯ができます。
以下で作り方を詳しく説明しますね。
『赤飯』の材料:2人分
小豆…大さじ3(約40g)
もち米…2合
ごま塩…適量
※ごま塩の作り方はこちら
関東は武士文化から「腹が割れる」=「切腹」を意味して避けてきたのです。
味は小豆の方がいいかなと思います。
お好みの方で作ってください。
『赤飯』の作り方
1、もち米を吸水する
もち米は研いで1時間ほどたっぷりの水に浸けて吸水し、使う10分ほど前にはざるに上げて水気を切っておく。
芯のないように吸水します。
使う前にはしっかり水切りを。
固めに仕上げたい場合は短めに(30分ほど)。
2、小豆の下ごしらえ
小豆はさっと洗って鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れる。
中火にかけてひと煮立ちしたら、弱めの中火にして3分ほど茹で、ざるに上げて茹で汁を捨てる。
「渋切り」と言って小豆のタンニン・サポニンなどの渋み成分やアクを取り除く作業です。
小豆を鍋に戻し入れて、水(500ml程度)を入れる。
中火にかけてひと煮立ちしたら、弱火にして15分ほど煮る。
途中、数回茹で汁をすくって鍋に戻し入れる。
鍋の中がコトコトと静かに煮立つ程度の火加減にします。
茹で汁はすくって落とすことで、空気に触れて色が鮮やかになります。
小豆を親指と人差し指で挟んで押さえ、なんとか潰れるくらいのかたさになったら煮上がり。
ざるとボウルに取って小豆と煮汁に分け、煮汁を冷ます。
煮汁でもち米を炊きます。
熱いまま使うと、米の芯が残りやすいのできちんと冷まします。
煮汁を冷ましている間、小豆が乾燥してシワが寄らないように濡らしたペーパーをかぶせておく。
3、炊く
【鍋炊きの場合】
鍋に水気を切ったもち米を入れ、小豆の煮汁を300mlはかって注ぎ入れる(足りなければ水を足す)。
米が平らになるようにし、上に小豆をのせる。
もち米の8割り程度の水分で炊きます。
今回はもち米2合(360ml)なので煮汁は300mlほどになります。
蓋をして強火にかけ、沸騰したら弱火にして10分炊く。
炊きあがったら、火を止めてそのまま15分ほど蒸らす。
切り混ぜて盛り付け、お好みでごま塩をかけて召し上がってください。
【炊飯器の場合】
鍋炊きと同様に炊飯器に米を入れて、小豆の煮汁をおこわモードの目盛りまで(または300ml計量して)入れる。
米が平らになるようにし、上に小豆をのせる。
おこわモード(または普通の炊飯モード)で炊く。
煮汁を入れてから小豆を入れます。
小豆を先に入れるとカサが上がって水分量が変わるので、できあがり
保存について
・冷蔵で3日ほど。
・冷凍で1か月ほど。
小分けにして冷凍しておくと便利です。
『赤飯』まとめ
小豆は一度茹でこぼして渋切りする
煮汁をすくって色よくする
小豆はなんとか指で潰れるくらいに煮る
冷ました煮汁で炊く
Nadiaにもレシピを掲載中です
最後まで記事をご覧いただきありがとうございます♡
皆様の食卓がおいしく、安らぐ場所でありますように。