▪主食レシピ

失敗しない!基本のパラパラチャーハン【#焼き飯 #炒飯 #卵】

こんにちは。料理家の神田えり子です。
和食中心、野菜多めの地味ごはんを日々更新しています。
お家で食べるものは、なるべく体に優しく、飽きない味に。
作る人も負担にならない。
そんなレシピを目指しています。
 
 

失敗しない!『基本のパラパラチャーハン』

家にあるものでチャチャッとランチくらいは済ませたい!
ぐ〜んと寒くなってきたら、ますますそうなりますよね。

そんなときに、昭和の時代から作られるチャーハン(笑)
なんとなくはできるけど、お店のようにはパラパラにならない、味が決まらない・・・
なんてことありませんか?

ということで、今日は基本のパラパラチャーハンをしっかり解説します。
お家でもベタつかない、おいしいチャーハンが作れますよ!

『基本のパラパラチャーハン』作り方のポイント

・あたたかいごはんを使う(残りごはんの場合は温め直して使う)

・ごはんにあらかじめ油と卵を混ぜておく

・やさしくほぐして炒める

・一度に大量に炒めない

しっかり上記のポイントさえ押さえれば、バッチリおいしいパラパラチャーハンがご家庭でも楽しめます。
もう「仕方なくチャーハン」を作って食べるのは止めましょう(笑)

材料:2人分

あたたかいごはん…2膳分(約300g)
卵…2個
チャーシュー…50g
青ねぎ(小口切り)…4〜5本分
サラダ油①…大さじ1/2
サラダ油②…大さじ1/2
しょうゆ…小さじ2
塩…小さじ1/4程度
こしょう…少々

作り方(調理時間:15分)

1、下準備

チャーシューは1cm角に切る。

チャーシューはハム(3〜4枚)でもOK!

2、あたたかいごはんを用意する

ボウルにあたたかいごはんを用意する。

冷ごはんを使いたい場合は電子レンジで温めてくださいね。 

冷やごはんだとNGなワケ
・固くてほぐしにくく、ほぐしている間に団子状になりベタつく
無理にほぐすと、まるで餅つき状態に・・・
・フライパンの温度が下がってしまう
お店と比べて家庭のコンロの火力はただでも強くない。冷たいものを入れるともっと下がってしまいます。

3、油→卵の順で混ぜる

サラダ油を入れて混ぜる。
その後に卵を溶いて加え、しっかりほぐしながら混ぜる。

ごはんに卵を混ぜるのは、パラパラになるよう粒にコーティングするため。
更に先に油を混ぜておくと、ほぐれやすく、またコーティング効果がアップします。

4、ごはんを炒める

フライパンにサラダ油②(大さじ1/2)を中火で熱し、(3)のごはんをフライパン全体に広げて入れる。
中〜強火で、ごはんを潰さないように木べらを寝かせてやさしくほぐし炒める。
時々上下を返して炒める。
(パラパラになるまで早くて2分半、長くて4分ほどを目安にして炒めてください)

フライパンは大きめのものを使用して全体にごはんを広げ、水分が飛びやすいようにします。
レシピは直径26cmのものを使っています。

木べらは寝かせて、広げたごはんの表面をやさしく撫でるようにしてほぐします。
「愛もチャーハンもやさしさ次第」です。

また、一度に大量に炒めると水分が飛びにくく、またほぐしにくいのでNG。
倍量で作りたいときも、油と卵を混ぜるところまではまとめてやって、炒めるところで2人分ずつに分けて作業してください。

5、チャーシューを加える

チャーシューを加えてさっと炒める。

ハムの場合は同じくここで入れます。
ベーコン、豚肉の場合はごはんを炒める前に火を通して取り出しておき、ここでフライパンに戻し入れます。

6、しょうゆを加えて香ばしく

フライパンの真ん中を空けたところにしょうゆを入れる(鍋肌からでもOK)。
しょうゆがジュッとして香りが立ったら全体を炒める。

フライパンに直接しょうゆを入れることで、程よく焦がされ、香りが立ちます。

7、ねぎを加え、塩こしょうをふる

青ねぎ(小口切り)を加えてさっと混ぜたら、塩こしょうで味をととのえる。

ポイントまとめ

・あたたかいごはんを使う(残りごはんの場合は温め直して使う)

・ごはんにあらかじめ油と卵を混ぜておく

・やさしくほぐして炒める

・一度に大量に炒めない

こんな具材を使っても

・チャーシュー
→ハム(3〜4枚、1cm四方に切る)
→ベーコン(2枚ほど、1cm幅に切る)
→豚肉(80gほど、1cm幅に切る)

・青ねぎ→長ねぎ(1/2本ほど、みじん切り)

・サラダ油→ごま油

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失敗しない!『基本のパラパラチャーハン』
 

 

最後まで記事をご覧いただきありがとうございます♡

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