牛肉

しっとりおいしい『ローストビーフ』【#たれ #ソース #湯せん #作り方】

こんにちは。料理家の神田えり子です。
ちゃんと作れる家庭料理。
 
和食中心、野菜多めの地味ごはんを日々更新しています。
お家で食べるものは、なるべく体に優しく、飽きない味に。
作る人も負担にならない。
そんなおばんざいレシピを目指しています。

 

『しっとりおいしいローストビーフ』の作り方(調理時間:45分)


湯せんしてじっくり火を入れるので低温調理になり、しっとりおいしく仕上がります。
湯せんの後には焼いて香ばしく、旨味を閉じ込めます。
しょうゆベースの玉ねぎのソースも一緒にどうぞ。
クリスマスやおせち料理にも。

『しっとりおいしいローストビーフ』作り方のポイント

これだけで、本当にしっとりとおいしいローストビーフができます。

以下で作り方を詳しく説明しますね。

『しっとりおいしいローストビーフ』の材料:2〜3人分

牛肉(もも・塊肉)…400g
塩…小さじ1
黒こしょう…適量
オリーブオイル…大さじ2
にんにく…1片
玉ねぎ…1/4個(約60g)
A しょうゆ・みりん・酒・保存袋の中の肉汁…各大さじ2
A 酢…大さじ1/2

『しっとりおいしいローストビーフ』の作り方

1、牛肉の下ごしらえ

牛肉(もも・塊肉)は使う1時間ほど前に冷蔵庫から取り出し、室温に戻しておく。

塊肉は冷蔵庫から出したてだと中まで火が通りにくいので、室温に戻すのを忘れずに。

フォークで数カ所穴をあけ、塩、黒こしょうを全体にまんべんなくふる。

穴をあけることで、火通りがよくなります。

耐熱の保存袋に入れ、芯を除いて潰したにんにく、オリーブオイルを加えて全体に揉み込んだら、空気を抜くようにして封をし、室温で15分ほどおく。

オイルでコーティングしてよりしっとりとした仕上がりにします。

2、茹でてから湯せんする

鍋にたっぷりの湯を沸かし、牛肉の入った保存袋を入れて中火で2分ほど、牛肉の全体が白っぽくなるまで茹でる

浮いてきたらトングなどで押さえ、時々上下を返しながら茹でます。

火を止めて、蓋をして20分ほどおく。

肉の中心温度が50〜60℃になると、おいしくできます。

高温だと固くパサパサした仕上がりになるので、湯の温度は60〜80℃くらいを保ちます。
特に温度を計ったりしなくてもいいですが、寒い日は途中で熱湯を足すといいです

お湯の量も少ないと温度が下がるのでたっぷりと用意します。

3、焼く

保存袋の中のにんにくをフライパンに入れ、オリーブオイル(分量外・大さじ1/2)を加えて弱火にかける。
香りが立ったら中火にし、牛肉を入れて全体に焼き色を付ける。

湯せんの後焼いて香ばしくし、また旨味も閉じ込めることができます。

取り出して粗熱を取り、ラップで包み冷蔵庫で1時間以上おく。

冷蔵庫で休ませるほうが肉汁も落ち着き、よりしっとりしておいしいですが、粗熱を取るだけでもOK。

4、ソースを作る

和風のソースの作り方です。
わさび醤油などでもおいしいローストビーフです。
お好みでご参考にしてください。

肉を焼いたフライパンを洗わずに、みじん切りにした玉ねぎ、A【しょうゆ・みりん・酒・保存袋の中の肉汁 各大さじ2、酢 大さじ1/2】を入れて中火で1分程煮立たせる。

ソースは多めにできます。残ったら他のお肉やサラダにかけてもおいしいです。

できあがり

牛肉をお好みの厚さにスライスして器に盛り付け、ソースをかけて食べる。

『しっとりおいしいローストビーフ』まとめ

オリーブオイルでマリネする

茹でてから火を止めて湯せん

最後に焼き色を付ける

《参考》その他の「おせちレシピ」

詳しいレシピは画像をクリック

・基本の筑前煮

・甘さひかえめ『栗きんとん』


・作り置きにもおすすめ『たたきごぼう』

・柚子の香りの『紅白なます』

Nadiaにもレシピを掲載中です

茹でてから焼く!簡単!しっとりおいしい『ローストビーフ』

 

最後まで記事をご覧いただきありがとうございます♡

皆様の食卓がおいしく、安らぐ場所でありますように。