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濃厚!自然なおいしさ『にんじんの塩麹ポタージュ』【#スープ #冷凍可】

こんにちは。料理家の神田えり子です。
ちゃんと作れる家庭料理。
 
和食中心、野菜多めの地味ごはんを日々更新しています。
お家で食べるものは、なるべく体に優しく、飽きない味に。
作る人も負担にならない。
そんなおばんざいレシピを目指しています。

 

『にんじんの塩麹ポタージュ』の作り方(調理時間:25分)


にんじん、玉ねぎ、牛乳、とシンプルな材料で作るにんじんポタージュ。
生クリームもなし、ローリエもなし。
じっくり炒めてから煮ることで、野菜本来の甘みや旨みを引き出します。
味付けは塩麹で。
体にやさしい、自然なおいしさのポタージュです。

日持ちは冷蔵で2〜3日
冷凍なら1か月ほどもちます。
保存容器に1人分ずつ小分けしておくと朝ごはんなんかにも便利です。

『にんじんの塩麹ポタージュ』作り方のポイント

たったこれだけで、同じ材料を使っても格別においしいにんじんのポタージュスープが作れます。
ポイントをつかめば、かぼちゃ、さつまいも、じゃがいもなど、他の野菜でも同じように作れます。

以下で作り方を詳しく説明しますね。

『にんじんの塩麹ポタージュ』の材料:2〜3人分

にんじん…2本(約300g)
玉ねぎ…1/4個(約60g)
バター…10g
牛乳…200〜300ml
塩・こしょう…各少々
A 水…200ml
A 塩麹…小さじ2

玉ねぎと白ネギをミックスすると(玉ねぎ40g+白ネギ20g程度)、ポロネギのようなとろっとした甘みになります。こちらもおすすめです。

『にんじんの塩麹ポタージュ』の作り方

1、野菜を切る

にんじんは皮をむいて小さめの乱切りにする。
玉ねぎは繊維に逆らった薄切りにする。

玉ねぎは繊維に逆らって切ることで加熱すると柔らかくなりやすく、甘みも引き出されます。
切り方ひとつで、味まで変わるのは面白いですよね!

ちなみに、繊維に沿って切った玉ねぎで作るとややあっさりとした味わいになります。

2、野菜をよく炒める

鍋にバターを入れて中火にかける。
バターが少し溶けてきたら、にんじん、玉ねぎを入れる。
塩(少々)を加えて、玉ねぎがしんなりとして甘みのある香りがするまで、弱めの中火で5分ほど炒める。

バターは焦げないように、鍋を熱する前に入れてから点火します。

ここで加える塩は味付けというよりも、野菜の水分を出し、甘みや旨みを引き出すために入れます。
少しでOKです。

その後は、焦がさないように気をつけて5分程しっかりと炒めます
野菜の甘味のある香りがするまでじっくりと。

バターはお好みのオイルでも。

3、煮る

A【水 200ml、塩麹 小さじ2】を加えてひと煮立ちしたら、蓋をして弱火で10分煮る。

蓋をして蒸し煮にし、さらに野菜のおいしさを引き出します。

塩麹の代わりに、コンソメ顆粒小さじ1/2程度でもOK。

4、冷ます

にんじんがやわらかくなったら、火を止めて蓋をしたまま冷ます。

煮汁の量が具材の頭が少し出るくらいまでになって、にんじんがやわらかくなっていたらOK。

ミキサーにかけるときに熱いと容器が割れたり危ないので、冷まします。
また、冷めている間にも余熱で火が入り、野菜がよりやわらかくなります。

※写真は蓋をあけて煮汁の量をお見せしていますが、蓋をして置いてください。

5、ミキサーにかける

 冷めたら、ミキサーにかけてペースト状にする。
(ハンドブレンダーでもOK)

回りにくければ分量の牛乳から少しミキサーに加えると回転しやすくなります

6、温める

鍋に戻し入れ、牛乳で好みの濃度に溶きのばす。
弱火で温め、塩・こしょうで味をととのえる。

夏場は温めず牛乳と合わせるだけにし、冷蔵庫でしっかり冷やしてもおいしいです。

できあがり

保存

・冷蔵で2〜3日。

・冷凍の場合は、小分けして1か月ほど。

『にんじんの塩麹ポタージュ』まとめ

玉ねぎは繊維に逆らって薄切りにする

野菜はよく炒めてから煮る

Nadiaにもレシピを掲載中です

濃厚!自然なおいしさ『にんじんの塩麹ポタージュ』
 

最後まで記事をご覧いただきありがとうございます♡

皆様の食卓がおいしく、安らぐ場所でありますように。