だしの取り方(かつお昆布だし)
「だしを取るってハードル高い」
自然な旨味で体にもよさそうだし、おいしいのはわかってる。
だけど、なんだか面倒に思いますよね。
便利な顆粒だしもあるので、気持ちはわかります。
それでもやっぱり、だしで作った料理は格段においしくなります。
調味料が少なくても旨味があるので満足します。
多めに取っておけば冷蔵庫で3日ほど持つので、毎日のお味噌汁や煮物にどんどん使ってくださいね!
だしの取り方(かつお昆布だし)のポイント
・昆布とかつお節は水に対してそれぞれ1%の重さを目安に(1Lの水に各10g)
・昆布は水に浸けておく(30分〜)
・昆布は沸騰させない
・かつお節は沸騰させてから入れる
・ざるにペーパーを敷いて濾す
これだけで『かつお昆布だし』が取れます。
今回のレシピはいわゆる『一番だし』で一般的にはお吸い物や茶碗蒸しなど、だしの味を楽しむものに向いているとされていますが、私はこれで何でも作ります。
一番だしを取った後のかつお節と昆布を鍋に戻し入れて、新しい水を入れ、煮立たせて作る『二番だし』は、一番だしより濁りやすく、えぐみも少々出るので煮物やお味噌汁向きです。
でも二番だしまでわざわざ取るのは却って面倒ですよね。
今回ご紹介する『かつお昆布だし』(一番だし)をたっぷり取って、煮物にもお味噌汁にも自由に使ってくださいね。
材料:作りやすい分量
水…1L
昆布…10✕10cm(約10g)
かつお節…ひとつかみ(約10g)
あまりハードルを上げずに毎日楽しむことを優先して目分量でOKですよ。
かつお節は「削り節」や「花がつお」として売られている、大きめに削られたものを使います。
作り方(調理時間:20分/昆布を水に浸ける時間は除く)
1、昆布を水に浸ける
鍋に昆布と分量の水を入れて30分以上浸ける。
(一晩浸けてもOK。その場合は冷蔵庫に入れてください。)
これで昆布の旨味を水に出します。
汚れが気になれば、ペーパーでさっと拭き取ってください。
ただし、白っぽい粉のようなものは「マンニット」というグルタミン酸に並ぶ旨味成分です。
ゴシゴシ取らない方がいいです。
10分でもいいし、全く浸けられなくても、天然だしを取ることの方がおすすめです。
昆布は水に浸けると大きくなります。
2、昆布だしは弱火にかける
昆布を水に浸けたまま弱火にかける。
昆布だしは沸騰させるとぬめりやえぐみが出てしまいます。
弱火でじっくり10分ほど加熱してください。
3、昆布を取り出す
沸騰直前になったら、昆布を取り出す。
鍋の底に小さな気泡が出て、湯気がふわ〜っと出るくらいが沸騰直前の目安です。
4、かつおだしは一度沸騰させたところに入れる
中〜強火にして一度沸騰させる。
火を止めて、かつお節を入れる。
かつおだしは昆布と反対で、ぬるいところに入れると臭みが出やすいです。一度沸騰させたところに入れて香りを立たせます。
5、再沸騰→弱火で煮出す
再び中〜強火にかけて沸騰させたら、弱火にして3分ほど煮出す。
お吸い物や茶碗蒸しなどに使いたいときはお好みで加熱時間を1分ほどにすると、あっさりと仕上がります。
6、濾す
ペーパーを敷いたざるで濾す。
ペーパーは水で濡らして絞ったものだと、より通りがよりよくなります。
だしがら(だしを取った後のかつおと昆布)の使い方
▪昆布…
・細切りにして、野菜と一緒にきんぴら
・細切りにして、きゅうりとポリ袋に入れて絡まるくらいのポン酢で漬ける
▪かつお節…
・水気を絞って、ゆで野菜としょうゆで和える
・水気を絞って、しょうゆ少々、ごま油、ごまと一緒に混ぜごはんに。しそや梅干しを入れても。
だしの取り方(かつお昆布だし)のポイント
・昆布とかつお節は水に対してそれぞれ1%の重さを目安に(1Lの水に各10g)
・昆布は水に浸けておく(30分〜)
・昆布は沸騰させない
・かつお節は沸騰させてから入れる
・ざるにペーパーを敷いて濾す
たっぷり取って冷蔵保存
冷蔵庫で3日ほどもちます。
ポットなどに入れて、どしどし使ってください。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございます♡